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Muddy Tomoのひとりごと

焼き物のこと生活のことなど、つれづれなるままに、そこはかとなくかきつくれば・・・。

熊捕獲  

前々回、熊ネタ書きたいと言ってからそのままにしていたら、なんと熊捕獲

(書きたかった熊ネタは、隣の家に熊が入って、冷蔵庫の中身を食べ、
お土産にウ○コまで置いていった話などなど。)

さて小さく見えますでしょうか。
母屋と離れの間の柿の木の下。緑の罠。
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17日の夜中、夫に起こされ、「熊が・・・。」
柿の木のあたりで何かが動けばセンサーライトがつくようになっているのですが、
動じもせずひたすら柿を食べてました。
野生は迫力あります。怖いです。
次の日、熊を見たと報告したら、舞鶴市が罠を仕掛けてくれました。
そして、その夜、熊がかかりました。


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神戸から専門の方が麻酔銃で熊を打ちに来ました。吹矢みたいに吹いて打ちます。

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そして麻酔がかかったら、罠から熊を出して、検査をします。
お二人は獣医さんなのでしょうか。
とても優しい感じがします。
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右手がない熊でした。
以前鹿かなんかの罠にかかって、腕をちぎって逃げたか、くさったか。
3本足なのでえさの確保も難しいのでしょう。そんなに太っていないとのこと。
138センチ、55キロでした。


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近所の方が、入れ替わり立ち替わり見にきました。
おばあさんが(失礼ですが。)
「こんな年ははじめてやなあ。」
昔は、熊もそんな人の住む里には出てこなかったようです。
ここのところ動物愛護の主義の下、熊は人間を恐れなくなっているようだとも聞きます。
以前も書きました。
解放される熊。
なんでも京都の美山町あたりで捕獲された熊は、このあたりに解放されるとか。
ありがたくない話です。

生きているというのは、常に何かを殺してるという事です。
歩くだけでも足の下の生き物を踏みつけているのです。
足の下の小さな虫と、熊と人とどの命が一番大切にすべきか。
そんなことは考えても答えが出るものではありません。
バランスだと思います。
まあ、すでに人間はそのバランスを大きく崩していますが・・・。
考え始めると、堂々巡りですね。
ただ、家のすぐ横に熊がいるのは怖いです。それも家の中にまで入ってくるとなると。

いろんなコメントを紹介。
・「よかったなあ、すぐつかまって。」
・「かわいそうねえ。」
・「まだおるらしいで。」
・「解放したらあかん。」
・「柿の木どうにかせな。」



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category: 生活

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